忍者ブログ
[153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148]  [147]  [146]  [145]  [144]  [143
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

■家全体が粉チーズの匂い。ヤスイです。

■色々観たり。

 WOWOWで細田版『時をかける少女』やってたので観た。今さら気付いたんだけど、コースケに告白するボランティア部の後輩のカホちゃんの声が谷村美月だった。ほほう…どんなボランティアをしてくれるのかなぁ? ん~? とりあえずその胸で足を挟んでだな…と、ひとしきり妄想したところで、谷村美月と谷村奈南を勘違いしてることに気付き慌ててズボン履いた。

 しっかし、ボランティア部って。今時の学園生活ではスタンダードなのか、その部活。心の荒んだヤスイなんかからすると、アレでしょ~、内申書のためじゃないの~といぶかしんでしまうな。
 ヤスイが小学生の頃、ボーイスカウトやってたんだけど、ボランティアで募金活動やらされまして。夏の炎天下の昼日中に、首から募金箱下げて四谷の駅前で立ちんぼやらされたんだけど、熱中症で死にかけて、以後ボランティアと名の付くものには一切近付かないと心に決めたものです。思えば、それ以来大人の言うキレイ事が信じられなくなって、世の中を斜に見るイヤな子供になりまして、現在に至り、赤ちゃん人間一丁上がり、ですよ。みんなもやろう、ボランティア!

■『ウォッチメン』観てきた。

 ぶっちゃけて言うと、楽しくない映画。そして、アメリカ人が好きそうだな~という映画。
 要は、70年~80年代の米ソ冷戦構造の世界にスーパーヒーローチームが存在したらどうなるか、って話なんだけど、その当時ガキンチョで、ビックリマンシール集めとファミコンとドロ警とポートボールに精を出してたようなヤスイ世代にはまるで共感が得られない。
 逆に言えば、そんな時代に青年期を過ごし、学生運動やらヒッピー文化に染まった団塊の世代なんかは、あ~あったあった、そんな時代もあったねと、感慨深く観れるのではないだろうか。

 んで、ヒーローなんだけど、ヒーロー言うてもですよ、そこは現実に即した舞台設定なんで、特殊能力があるわけでもなく、ミュータンでもなく、ちょっと強い人間が勝手に自警団作って勝手に悪を取り締まってるという、日本で言うなら『ハングマン』ですよ。事実、先代のヒーローチームは、精神病院に収監されたり、マントがドアに挟まって身動きが取れなくなったところを銃で撃たれて殺されたり、仲間にレイプされそうになったり…という、かなり切ない存在なんですな。
 ところがどっこい、そこに本物のミュータントが登場してしまう。その名もDr.マンハッタン。それこそアメコミによくある、実験の失敗で超能力を手に入れてしまったという生粋のミュータント。折りしも米ソ冷戦の真っ只中。ソビエトはポコポコと核配備を増強するのに対して、このトンデモ超人こそが本土防衛の要となるわけだ。
 もう、ここらへんで「なんだかなぁ」となるわけですよ。このDr・マンハッタンがさぁ、超人過ぎるんですよ。せめて、Xメンでいうところのマグニートー程度の能力だったら、核ミサイル数万発と相対して果たしてどちらが強いか…という図式が成り立つんだけど、マンハッタンってばもう、超人というか、神的パワーの持ち主なんですよ。巨大化・分身・瞬間移動・念動力なんでもござれ、仕舞いにゃ彼女に振られて傷心の末に火星にテレポーテーションして城を築いて独りごちてる始末。もう、独りで勝手に天地創造でもしてろと言いたい。

 ヤスイ的には、冷戦当時はバカなガキだったわけで、核の脅威とか『終末時計』の針が何分進んだとか言われても、「はぁ、そうですか」としか思えないわけで。アメリカのヒッピーどもが反戦々々騒いで、BGMにボブ・ディランが流れてても、屁のツッパリにもならんですよ。
 前述しましたが、ヤスイはまるで楽しめなかったけど、40~50代のアメリカ人、もしくは、ハリウッド映画に政治的なメッセージを求める人、ポリティカルな感想を書きたい人にとっては大変な傑作なのかもしれないです。

 個人的に一番面白かったシーンは、ベトナム戦争に投入されたDr.マンハッタンが、巨大化してベトコンをプチプチ殺してくシーン。しかも、BGMが『ワルキューレの騎行』だし。わ、笑うところなのか? そんでベトナム人に神様として崇められるの。一歩間違えればシュールなコントだ。
『ウォッチメン』☆☆
PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
無題
なるほど…ウキウキウォッチングメンはそんな感じのお話なんですね…。

実家でラブラドール飼ってるんで、当然のように『マーリー』を鑑賞しました。初めて映画館で泣いたかも…。
ゾンビ大好きっ漢の俺が。
でも犬好きでない人はどうかな~…。

そして『ワルキューレ』
おトムさんなかなか眼帯似合いますね。

『ドラゴンなんとか』は全力でスルーします。
もうすぐ公開終了しそうな勢いで上映回数減ってます…。
ごるご 2009/03/30(Mon)00:34:42 編集
無題
ふぅ~谷村奈南 ご馳走さまでした。最近は、アマガミ中毒になって平均睡眠時間五時間を切りました 七咲逢 サイコー
マーベラス高橋 2009/03/30(Mon)13:27:59 編集
無題
>ごるご さん
犬好きだけど、犬映画って観ないなぁ。
『ワルキューレ』は、元ネタのドイツ映画の『オペレーション・ワルキューレ』ってのを観ちゃったので、行くか微妙~。
『ドラゴンなんとか』? おいしいのそれ?

>マーベラス高橋 さん
アマガミ、周囲でプレイしてる人の評価が高くて、天邪鬼なヤスイとしてはやりづらくなってしまったというか。ニコニコでプレイ動画でも観ようかしら。
ヤスイ 2009/03/30(Mon)18:32:24 編集
ちょっと!
美月さんも相当ナイスおぱいをお持ちなのにヒドイですヤスイさん!
私は女だけど、奈南より美月のおぱいのほうがいい!

「神様のパズル」の予告みてみなよ!

ただ単に顔の好みの話しならスミマセン。

hiro 2009/03/30(Mon)21:05:51 編集
無題
>>シュールなコント

まぁ「ひどい冗談」だったということで
2009/03/30(Mon)23:51:37 編集
無題
昨日友達と観てきました>ウォッチメン
なんつーか、見てて疲れる映画
興味深くはあるけど、面白いかと聞かれると首を傾げざるを得ない
原作ファンならまだ楽しめたんですかね?
D 2009/04/02(Thu)22:40:26 編集
無題
>hiro さん
美月さんをけなしたワケじゃないですよ? 自分の中で描いてたパッツンムチムチの人じゃなかったってだけでやんす。

>ス さん
どっちにしろ笑えないですな

>D さん
原作にはかなり忠実に作ってるみたいですね。でも、原作読んでない人間からすると、「あっそう」としか言えんといいますか。つまんなくはないんですけど、やたら長く感じたなぁ
ヤスイ 2009/04/22(Wed)02:11:55 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[08/08 なすび]
[08/08 なすび]
[01/26 速射破壊銃]
[04/09 1ファン]
[03/14 いしかわ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ヤスイリオスケ
HP:
性別:
男性
職業:
エロマンガ家
趣味:
全裸
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]