■K-1の決勝戦、思わずイスからズリ落ちそうになってしまった。アレだ、タイソンの耳噛み事件みたいなサプライズだ。笑った笑った。そういえば、リングサイドに賑やかしアイドルで東原亜希がいたな。東原伝説にまた1ページ。
K-1なんかより、明日のボクシング、デラホーヤvsパッキャオ戦が楽しみで仕方ない。まさかこんなウソみたいなカードが実現するとは。んーとね、例えるなら…『初代ガンダムに乗ったアムロ』vs『ストライクフリ-ダムに乗ったキラ・ヤマト』みたいな試合。前人未到の6階級制覇を成し遂げた現役の伝説デラホーヤvsアジア人初の4階級制覇のパッキャオ。ワクテカが止まらない。
K-1なんかより、明日のボクシング、デラホーヤvsパッキャオ戦が楽しみで仕方ない。まさかこんなウソみたいなカードが実現するとは。んーとね、例えるなら…『初代ガンダムに乗ったアムロ』vs『ストライクフリ-ダムに乗ったキラ・ヤマト』みたいな試合。前人未到の6階級制覇を成し遂げた現役の伝説デラホーヤvsアジア人初の4階級制覇のパッキャオ。ワクテカが止まらない。
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■♪カポネカーポネアールカーポネー、お酒売っちゃうカポネー。アル・カポネの唄。ヤスイです。
■そうそう、カポネで思い出したけど、エロマンガ界の首領(ドン)こと、コーザ・ノストラこと、初期の大豪院邪鬼こと、劇画界で言うところのジョージ秋山クラスこと、真未たつや先生の単行本が出たので、早速購入してコミケ会場でサイン貰って「あのー、小さくて構わないんで横にサグラダ・ファミリア教会描いて下さいっ!」とお願いしようと思い、アマゾンで探したら、発送は3~5週間後って。マックス! そういえば、前に中年先生の単行本買おうとした時もアマゾンに在庫無かったな。マーックス!
だいたい、マックスの単行本ってアマゾンだとアダルトカテゴリに登録されて無いのか、和書-アダルトのランキングに出てこないんだよね。エロマンガの単行本なんてさぁ、専門書店かネット通販が主な流通だろうから、もうちょっとアマゾンに注力してもいいじゃないか、マックス。
しかしまいったな、こうなったら大きなお友達御用達の書店に買いに行かなくては。このままでは、コミケ会場で会わせる顔が無いというか、おもむろに手に持ったリモコンのダイヤルを『強』にされて、ぎっ…中で暴れっ…ひぐぅ!? みたいなことになりかねん。もしくは親指と人差し指で頭を掴まれて頚椎をコキャってされる。ほんに、恐ろしいお人やで…真未はん…!
■コミケといえば、とりあえず表紙イラストを入稿するべく印刷所へ行った。いつもは原チャでパーっと行ってしまうのだが、なんや、雨が降りそうだったので車で行く。
はー、そういえば車運転するの久しぶりだなぁ…あー…アレかぁ…夏の…アレ以来だぁ…ほら…伊豆の山中で…アレした…。詳しくは過去の日記をご照覧あれ。そういえばあの時も…今にも雨が降りそうな天気で…と、過去のトラウマを掘り返しながらドライビン。しかしアレだ、山中でエンコった時も途方に暮れたけど、都会のど真ん中で煙吹いてエンコったら恥ずいよなぁ。写メされちゃう。ちょーケムーい! エンコが許されるのは小学生までよねー! みたいな。ともかく車に優しく安全運転で行こう。ハイドロプレーニング現象!(なんとなく言ってみた)
てゆーかまぁ、ちゃんと修理したんでね、大丈夫だったんですけど。そんなわけで、表紙の入稿は無事終わりました。あとは本文が仕上がるかどうか…ゴクリ。
手続き終えて、外に出たあたりで雨がポツポツきて、車に乗り込んだ頃には本降りになった。良かったー、原チャだったら下のお口までグチョグチョになってたぜ、へへ。
どうでもいいけど、ヤスイが懇意にさせていただいてる印刷所は入稿に行くといつも飲み物を出してくれるんですけど、ヤスイの隣で入稿手続きしてる人に出されたのがお試しサイズの小さい缶のお茶だったのに、ヤスイのは缶コーヒーだった。なんとなく、「勝った!」って気がした。別に勝っちゃいない。
■そうそう、カポネで思い出したけど、エロマンガ界の首領(ドン)こと、コーザ・ノストラこと、初期の大豪院邪鬼こと、劇画界で言うところのジョージ秋山クラスこと、真未たつや先生の単行本が出たので、早速購入してコミケ会場でサイン貰って「あのー、小さくて構わないんで横にサグラダ・ファミリア教会描いて下さいっ!」とお願いしようと思い、アマゾンで探したら、発送は3~5週間後って。マックス! そういえば、前に中年先生の単行本買おうとした時もアマゾンに在庫無かったな。マーックス!
だいたい、マックスの単行本ってアマゾンだとアダルトカテゴリに登録されて無いのか、和書-アダルトのランキングに出てこないんだよね。エロマンガの単行本なんてさぁ、専門書店かネット通販が主な流通だろうから、もうちょっとアマゾンに注力してもいいじゃないか、マックス。
しかしまいったな、こうなったら大きなお友達御用達の書店に買いに行かなくては。このままでは、コミケ会場で会わせる顔が無いというか、おもむろに手に持ったリモコンのダイヤルを『強』にされて、ぎっ…中で暴れっ…ひぐぅ!? みたいなことになりかねん。もしくは親指と人差し指で頭を掴まれて頚椎をコキャってされる。ほんに、恐ろしいお人やで…真未はん…!
■コミケといえば、とりあえず表紙イラストを入稿するべく印刷所へ行った。いつもは原チャでパーっと行ってしまうのだが、なんや、雨が降りそうだったので車で行く。
はー、そういえば車運転するの久しぶりだなぁ…あー…アレかぁ…夏の…アレ以来だぁ…ほら…伊豆の山中で…アレした…。詳しくは過去の日記をご照覧あれ。そういえばあの時も…今にも雨が降りそうな天気で…と、過去のトラウマを掘り返しながらドライビン。しかしアレだ、山中でエンコった時も途方に暮れたけど、都会のど真ん中で煙吹いてエンコったら恥ずいよなぁ。写メされちゃう。ちょーケムーい! エンコが許されるのは小学生までよねー! みたいな。ともかく車に優しく安全運転で行こう。ハイドロプレーニング現象!(なんとなく言ってみた)
てゆーかまぁ、ちゃんと修理したんでね、大丈夫だったんですけど。そんなわけで、表紙の入稿は無事終わりました。あとは本文が仕上がるかどうか…ゴクリ。
手続き終えて、外に出たあたりで雨がポツポツきて、車に乗り込んだ頃には本降りになった。良かったー、原チャだったら下のお口までグチョグチョになってたぜ、へへ。
どうでもいいけど、ヤスイが懇意にさせていただいてる印刷所は入稿に行くといつも飲み物を出してくれるんですけど、ヤスイの隣で入稿手続きしてる人に出されたのがお試しサイズの小さい缶のお茶だったのに、ヤスイのは缶コーヒーだった。なんとなく、「勝った!」って気がした。別に勝っちゃいない。
■原稿中のBGVにまたぞろ銀英伝を垂れ流し中。ヤン・ロイエンタール・ミッターマイヤーが自分よか年下(リップシュタット戦役時)だと知って愕然。ヤスイです。
■予約しといてすっかり忘れてた『闘神都市3』が届いた。さすがにプレイしてる余裕ないべ…まぁ…とりあえずインストールだけして、プロローグだけでも見とくかな…って気付いたら8時間経過ですよ。気をつけろ! ボスの射程に入ったぞッ!! あれよあれよという間に2回戦の忍者倒して妹の貫通式とくらぁ。いかんばい、こういうゲーム性は低いけど没入度の高い作業ゲーは…。申し訳ないが、原稿が一段落するまでは封印せねば。セーブデータだけ避難させてアンインストールを…する前に3回戦の相手くらいは確認しとこうかな…って気付いたら以下略。
■予約しといてすっかり忘れてた『闘神都市3』が届いた。さすがにプレイしてる余裕ないべ…まぁ…とりあえずインストールだけして、プロローグだけでも見とくかな…って気付いたら8時間経過ですよ。気をつけろ! ボスの射程に入ったぞッ!! あれよあれよという間に2回戦の忍者倒して妹の貫通式とくらぁ。いかんばい、こういうゲーム性は低いけど没入度の高い作業ゲーは…。申し訳ないが、原稿が一段落するまでは封印せねば。セーブデータだけ避難させてアンインストールを…する前に3回戦の相手くらいは確認しとこうかな…って気付いたら以下略。
■今年セリーグで断トツの最下位だった横浜ベイスターズなわけだけど、エースの三浦と正捕手の相川が抜けたら来年どうなるんだよ…と、他人事ながら危惧しているわけですが。で、唐突に思いついたんだけど、ベイスターズの親会社ってTBSじゃないですか。TBSといえば、話題の映画の製作に関わってるじゃないですか。中居くん主演の、アレ。『私は下位になりたい』。ヤスイです。
■なんとなくアマゾン眺めてたら、ブルーレイ作品が3本で9000円というキャンペーンやってたんで、なんとなく3本チョイスして買ってみた。
『ロボコップ』
傑作である。クラレンスの「ニニニニニ…ドーン! 誰か手ぇ貸してやれよぉ!」は一時期ヤスイの中で勝手に流行語になってた。今思うと、ロボコップ作るよりも、警官にコブラ砲持たせたほうが治安良くなる気がする。
『コマンドー』
人類最強の♂候補、メイトリックス大佐。好きな作品だけど、このディスクには吹替えが収録されてなかった。はっきり言って魅力半減以下である。買って損したー。
『スーパーマン リターンズ』
………え? か、買った覚えがまるで無いんだが…。超スピードか? なんでこんなの選んでしまったのだろう…。困った。どうしよう。誰かにあげるにも、ブルーレイの再生環境のある友人がいない。弱ったなぁ。マーロン・ブランドのCGだけ観るか…。
■なんとなくアマゾン眺めてたら、ブルーレイ作品が3本で9000円というキャンペーンやってたんで、なんとなく3本チョイスして買ってみた。
『ロボコップ』
傑作である。クラレンスの「ニニニニニ…ドーン! 誰か手ぇ貸してやれよぉ!」は一時期ヤスイの中で勝手に流行語になってた。今思うと、ロボコップ作るよりも、警官にコブラ砲持たせたほうが治安良くなる気がする。
『コマンドー』
人類最強の♂候補、メイトリックス大佐。好きな作品だけど、このディスクには吹替えが収録されてなかった。はっきり言って魅力半減以下である。買って損したー。
『スーパーマン リターンズ』
………え? か、買った覚えがまるで無いんだが…。超スピードか? なんでこんなの選んでしまったのだろう…。困った。どうしよう。誰かにあげるにも、ブルーレイの再生環境のある友人がいない。弱ったなぁ。マーロン・ブランドのCGだけ観るか…。
■しかしアレだな、妹も弟も結婚して、甥っ子が二人、姪っ子(先週産まれた)が一人いる30歳過ぎの男が、四六時中ちんことまんこのことばっか考えてていいのだろうか。ヤスイです。まぁいいか。
■サクサクっと同人作業中。いや、サクサクでもない。ギアスR2のカレンのパイロットスーツver.2の資料を探すため、1話からずーっと観てました。ヤスイです。この服どうやって脱がすんだ…。適当でいいか…。
あと、映画観に行ったり。軽く感想。
『ブラインドネス』☆
しゃらくせぇ! 上から目線で偉そうにしてんじゃねぇ! …って感想。「オレたち…ホントに大事なことはまるで見えてなかったんだね…」みたいなことを言いたいのだと思うが、片腹痛い! 片腹が痛い!! 面白い面白くない以前に、なんか、観終わった後ムカムカした。せっかく美味しい設定なのに、勿体無いなぁ。
全世界に蔓延する盲目病に唯一罹患しないジュリアン・ムーアが主人公なのだけど、こいつがまたダメ。だってさぁ、なぜか一人だけ病気に罹らないんだよ? そこから病気の治療法を探すべきじゃないか。なのに盲目病患者の隔離施設で、患者の世話に終始するだけというていたらく。で、その患者の一部が暴走して施設を支配するのだけど、たったひとりだけ目が見えるという強大なイニシアチブがあるのに、なぜか暴力患者の命令に唯々諾々と従う。戦わなきゃ、そこは。まぁ、最終的に戦うんだけど、それまでに被害者が出てるわけで、なんかもうこの女の行動の全てに共感が出来なくてフラストレーションが募る。で、ラスト、何の脈絡も無く患者の一人が「目が見えるようになったー」とか言って。はぁ!? ふざけんな!
あと、日本人カップル(伊勢谷なんとかと木村佳乃)が日本人である必要性が無い。もっとこう、ジャパニーズでっせ~みたいなトコがあれば面白かったんだけど。
まぁ、多分アレだ、これは予告が悪いな。「全世界失明」みたいな、サスペンスフルな煽りせいで、パニック映画的なものを求めすぎてしまった。
物語にストーリー性よりもメッセージ性を求める人には、まぁ、楽しめるんじゃないでしょうか。ヤスイ的には今年見た作品の中でワースト1かと。つまらないという、苛立たしい作品でした。
『レッドクリフpart.1』☆☆☆☆
で、『ブラインドネス』観た直後にはしごして『レッドクリフ』観たのだけど、いやぁ、これだよウーさん。やっぱウーさん、こういう泥臭い作品のほうが良いです。『ブラインドネス』でフラストレーション溜め込んだ直後だったので余計にスカッとした、わかりやす~い三国志アクション。
赤壁の戦いがメインの話かと思ったら、前後編の二部作だそうで、パート1では、劉備が難民率いて曹操から逃げる長坂の戦いから赤壁前夜までを描いております。
でまぁ、初っ端からいきなり長坂の戦いなんだけど、いきなりクライマックスみたいな盛り上がり。張飛仁王立ちのシーンとか、趙雲が阿斗を救うシーンとか、お馴染みの名場面が繰り広げられまして、ヤスイのような、適当な知識で三国志の名前だけもじったエロマンガ描いてるようなエセ三国志ファンには楽しくて仕方ない。
劉備と孫権が同盟を結ぶくだりは淡白で、折角の孔明の見せ場なのに、もうちょっとこう、軍師っぽく舌戦で反戦論者を論破する場面とかあれば面白かったんだけどなぁ。ぶっちゃけ、パート1では孔明の見せ場のようなシーンは無い。
とにかく全編を通して、悪く言えば漫画的。劉備が草鞋編んでたり、司令官の周瑜が前線に飛び出して蛮勇を奮ったり、八卦の陣の見た目なんかゲームに出てきそうだし。ただ、おかげで何ともわかりやすいというか、難しいこと考えずにアクションだけを楽しめる作品に仕上がってる。あと、白いハトも出てくる。
生粋の三国志オタには失笑されそうな場面もあるし、三国志のことをまるで知らない一見さんにはいきなり赤壁から観せられてもなぁ…と情報不足な部分があるけど、ヤスイみたいな、マンガやゲームでかじった程度の三国志知識の人には十分楽しめるアクション大作でした。
『トロピックサンダー』☆☆☆
んー、期待してたほどではなかった。笑いの質は予想通りで、まぁ、アメリカン! ってカンジの笑い。人種ネタとか、ギャグのためのグロ描写とか、そこらへんをすんなり受け入れられる人は楽しめると思う。ヤスイ的には、そこらへんの笑いの質を理解してる上で、いま一つだったなぁという印象。ぶっちゃけていえば凡庸というか、凡百のアメリカンコメディと一線を画した物が無いというか。まぁ、よくあるコメディ。
とは言え出演する俳優陣は豪華だし、制作費90億円というだけあって、本気でバカな映像を作ってるという凄味はある。気軽に観るデートムービーとしては良いんじゃないでしょうか。
あと、トム・クルーズがデブでハゲという特殊メークを施して出演してるんだけど、てっきりカメオ出演程度の扱いかと思ってたら、普通にメインキャラクターだった。頑張ったなぁ、トム。デブでハゲで傲慢なトム・クルーズという珍妙な物が観れたので、まぁ、元は取れたかな、と。
■サクサクっと同人作業中。いや、サクサクでもない。ギアスR2のカレンのパイロットスーツver.2の資料を探すため、1話からずーっと観てました。ヤスイです。この服どうやって脱がすんだ…。適当でいいか…。
あと、映画観に行ったり。軽く感想。
『ブラインドネス』☆
しゃらくせぇ! 上から目線で偉そうにしてんじゃねぇ! …って感想。「オレたち…ホントに大事なことはまるで見えてなかったんだね…」みたいなことを言いたいのだと思うが、片腹痛い! 片腹が痛い!! 面白い面白くない以前に、なんか、観終わった後ムカムカした。せっかく美味しい設定なのに、勿体無いなぁ。
全世界に蔓延する盲目病に唯一罹患しないジュリアン・ムーアが主人公なのだけど、こいつがまたダメ。だってさぁ、なぜか一人だけ病気に罹らないんだよ? そこから病気の治療法を探すべきじゃないか。なのに盲目病患者の隔離施設で、患者の世話に終始するだけというていたらく。で、その患者の一部が暴走して施設を支配するのだけど、たったひとりだけ目が見えるという強大なイニシアチブがあるのに、なぜか暴力患者の命令に唯々諾々と従う。戦わなきゃ、そこは。まぁ、最終的に戦うんだけど、それまでに被害者が出てるわけで、なんかもうこの女の行動の全てに共感が出来なくてフラストレーションが募る。で、ラスト、何の脈絡も無く患者の一人が「目が見えるようになったー」とか言って。はぁ!? ふざけんな!
あと、日本人カップル(伊勢谷なんとかと木村佳乃)が日本人である必要性が無い。もっとこう、ジャパニーズでっせ~みたいなトコがあれば面白かったんだけど。
まぁ、多分アレだ、これは予告が悪いな。「全世界失明」みたいな、サスペンスフルな煽りせいで、パニック映画的なものを求めすぎてしまった。
物語にストーリー性よりもメッセージ性を求める人には、まぁ、楽しめるんじゃないでしょうか。ヤスイ的には今年見た作品の中でワースト1かと。つまらないという、苛立たしい作品でした。
『レッドクリフpart.1』☆☆☆☆
で、『ブラインドネス』観た直後にはしごして『レッドクリフ』観たのだけど、いやぁ、これだよウーさん。やっぱウーさん、こういう泥臭い作品のほうが良いです。『ブラインドネス』でフラストレーション溜め込んだ直後だったので余計にスカッとした、わかりやす~い三国志アクション。
赤壁の戦いがメインの話かと思ったら、前後編の二部作だそうで、パート1では、劉備が難民率いて曹操から逃げる長坂の戦いから赤壁前夜までを描いております。
でまぁ、初っ端からいきなり長坂の戦いなんだけど、いきなりクライマックスみたいな盛り上がり。張飛仁王立ちのシーンとか、趙雲が阿斗を救うシーンとか、お馴染みの名場面が繰り広げられまして、ヤスイのような、適当な知識で三国志の名前だけもじったエロマンガ描いてるようなエセ三国志ファンには楽しくて仕方ない。
劉備と孫権が同盟を結ぶくだりは淡白で、折角の孔明の見せ場なのに、もうちょっとこう、軍師っぽく舌戦で反戦論者を論破する場面とかあれば面白かったんだけどなぁ。ぶっちゃけ、パート1では孔明の見せ場のようなシーンは無い。
とにかく全編を通して、悪く言えば漫画的。劉備が草鞋編んでたり、司令官の周瑜が前線に飛び出して蛮勇を奮ったり、八卦の陣の見た目なんかゲームに出てきそうだし。ただ、おかげで何ともわかりやすいというか、難しいこと考えずにアクションだけを楽しめる作品に仕上がってる。あと、白いハトも出てくる。
生粋の三国志オタには失笑されそうな場面もあるし、三国志のことをまるで知らない一見さんにはいきなり赤壁から観せられてもなぁ…と情報不足な部分があるけど、ヤスイみたいな、マンガやゲームでかじった程度の三国志知識の人には十分楽しめるアクション大作でした。
『トロピックサンダー』☆☆☆
んー、期待してたほどではなかった。笑いの質は予想通りで、まぁ、アメリカン! ってカンジの笑い。人種ネタとか、ギャグのためのグロ描写とか、そこらへんをすんなり受け入れられる人は楽しめると思う。ヤスイ的には、そこらへんの笑いの質を理解してる上で、いま一つだったなぁという印象。ぶっちゃけていえば凡庸というか、凡百のアメリカンコメディと一線を画した物が無いというか。まぁ、よくあるコメディ。
とは言え出演する俳優陣は豪華だし、制作費90億円というだけあって、本気でバカな映像を作ってるという凄味はある。気軽に観るデートムービーとしては良いんじゃないでしょうか。
あと、トム・クルーズがデブでハゲという特殊メークを施して出演してるんだけど、てっきりカメオ出演程度の扱いかと思ってたら、普通にメインキャラクターだった。頑張ったなぁ、トム。デブでハゲで傲慢なトム・クルーズという珍妙な物が観れたので、まぁ、元は取れたかな、と。